初心者必見!スティックの種類と自分に合うスティックの選び方

初心者必見!スティックの種類と自分に合うスティックの選び方

どうも皆さん!ドラム講師の名和直大です。

 

何か趣味など物事を始める時は「形から入る」なんて人も多いのではないでしょうか?

僕もそのタイプです。

始めた気分になってモチベーションも上がりますからね!

 

・ドラムを始めたいからスティックを買おうとしてるけど、何がいいのかわからない…。

・初心者用とかあるのかな?

・どんな違いがあるの?

なんて疑問を抱く人も多いと思います。

 

今回はドラムを叩く為に必須になる「スティック」の種類と自分に合った選び方を解説していきます!ドラム演奏

 

目次

1.ドラムスティックとは

2.ドラムスティックの種類と特徴について

3.自分に合うスティックの選び方について

まとめ

 

1.ドラムスティックとは

ドラムスティックはドラムを叩く為の道具で様々な種類があります。

「バチ」と呼ぶ人も多いと思いますが、和太鼓で使うものを「バチ」と呼ぶことが多いですね。

ドラムの場合は「スティック」と呼ぶことが多いので覚えておきましょう!

 

基本的にスティックはスタジオなどでレンタルが出来ないのと、
お家やスタジオでの練習でも使いますのでドラムを始める際はまず最初に用意しましょう!

 

ドラムワークショップ

 

2.ドラムスティックの種類と特徴について

スティックにはたくさんの種類があり、どんな人に合うのか、どんなジャンルに合うのか、なども様々です。

 違いとして

・太さ

・長さ

・重さ

・材質

・チップ(先端)の形

以上が大きな違いです。

 

それぞれの特徴と初心者の方にオススメのものを紹介していきます!

 

初心者の方でも違いを感じやすいのが
《太さ・長さ・重さ》
この3つの違い。

自分の叩きたいジャンルや好みに合ったものを見つけましょう。

 

▼細め・短め・軽め

13〜14mmの7Aタイプ

ジャズやポップスの繊細なプレイに向いています。

細くて軽く扱いやすいので、女性やパワーに自信のない方にもオススメです。

 

▼標準 初心者オススメ!

14〜15mmの5Aタイプ

太さ・重さともに標準なので、オールラウンダーといったところでしょうか。

ロックやポップスからジャズフュージョンまで幅広く使えます。

まず間違いはないでしょう。

 

▼太め・長め・重め

15mm〜の5Bタイプ

太くて重たいのでロックやメタルなどパワー重視の音楽にピッタリです。

もっとパワーを出したい!と思ってる方にもオススメです。

 

《材質》

材質の種類により音色の違いが1番強く出ます。重量の違いが出てくるのも特徴です。

木材で出来てるものがほとんどですが、稀にカーボンで作られていて折れづらかったり色付きのものでデザイン性が高いものが売っていたりします。

ちなみに僕はピンクの色付きスティックを愛用しています!

 

▼メイプル

非常に軽く柔らかいのが特徴の木材。

音色は明るめで扱いやすいのでジャズやクラシック向き。

 

▼ヒッコリー 初心者オススメ!

楽器店に売っているスティックの大半がこのヒッコリーという木材です。

適度な重さや堅さなので、どんなジャンルにも合うオールラウンダーです。

 

▼オーク

堅くて重たいのが最大の特徴。

音も大きく耐久性に優れているので、ロックやメタルなどのパワープレイに相性抜群です。

 

 

《チップ(先端)の形》

チップ(先端)の形も様々です。

実際に楽器に触れる部分なので音色にこだわりたい人は必見!

 

▼丸型(ボール型)

先端がまん丸の形のタイプ。

これはどの角度で叩いても接地面が均一なので、音色が安定しやすいのが特徴です。

ただ少し音量が出しにくいです。

 

▼卵型(楕円型)初心者オススメ!

音のバラつきも少なく、音量も出しやすい。

角度によって音色も変えられるので、迷ったらこれを選べば間違いないでしょう。

 

▼角型(樽型)

丸型と似ているタイプ。

丸型と比べると打面の接地面が多いので、音量が出やすいです。

 

▼涙型(ティアドロップ型)

▼三角型(円錐型)

どちらも叩く角度によって音色の変化がすごく出やすい形です。

表現は豊かになりますが、安定した音色を出すのは少し難しいです。

 

▼ナイロン

チップ(先端)が白くなっているタイプ。

これは木ではなくナイロンで出来ているチップ。木と比べるとかなり輪郭が出て音が大きくなります。

かなりパワフルになるので、ロックなどのジャンルに向いています。

 

3.自分に合うスティックの選び方について

スティックの種類や違いについて説明してきましたが
「たくさんの種類があってそれぞれ全然違うのはわかったけど、結局自分には何が合うの?」
と思ってる方が多いと思います。

結局何を基準にスティックの選ぶと良いのか、スティックの選び方について説明していきます。

 

まずスティックに「初心者用」はありません!

なぜならスティックにはあまり大きな値段の違いがありませんし、「好み」によって選ぶのでどれを買っても間違いではありません。

 

最初にスティックを選ぶときに実は大事なことがありまして、それは

【長さ・材質・チップの形は考えなくて良い】です。

先程も言った通りスティックは「好み」で選ぶので、その「好み」がハッキリしてないとわからないですよね。

正直、最初から長さや材質・チップの形の好みがハッキリしてる方はほとんどいません。

 

初心者の方でも好みがハッキリしてるのが、

「太さ」と「重さ」

この2つで叩き心地は結構変わるので、正直僕も基本この2つをメインに選んでいます。

 

他には自分が好きなドラマーやアーティストが使っているメーカー・モデルを選ぶのも、気持ちが上がるので良いと思います◎◎

 

それでもかなり種類があるので、迷ったら以下のスティックを選んでみましょう。

スティックの各有名メーカーの標準となるスティックなので、初心者の方にオススメです。

 

[VIC FIRTH] VIC-5A

[TAMA] H214-P

[Pearl] 110HC

[Promark] TXR5AW

[VATER] VH5A

 

この中でもVICFIRTHというメーカーの

「American Classic 5A」は

世界中のドラマーに愛用されていて、【世界標準】とされているのでどこでも必ず売っていますし、基準となるのでそこから自分の好みを考えてあげれば良いと思います。

 

同じVICFIRTHですと

細め→7A

太め→5B

握って叩いてみた感覚で好みのものを選んでみましょう。

 

重さに関しては、同じスティックでも重さが違います。

例えば、

5Aの①→1本52g

5Aの②→1本60g

など…。

 

VICFIRTHに関しては基本「PERFECT PAIR」と言った【重さが同じセット】で売っていますので、1本重さを測ればOKです。

 

1本ずつバラ売りになっているスティックは重さがバラバラなのでしっかり測って同じ重さを購入するように気を付けましょう。

 

 

 

初心者必見!スティックの種類と自分に合うスティックの選び方。まとめ

つらつらと種類や選び方を説明してきましたが、「いろいろなスティックを試してみる」も非常に大事な選び方の1つ。

結局は何度か使ってみないとわからないこともありますし、好みも変わることもあります。

 

実際の所、私はいまのメインスティックに辿り着くまでに20〜30種類のスティックを試していますからね。笑

1つだけではなく、いろんなスティックの良いところを知るのも大事なことです。

 

なので最初は「ド標準」から入り、だんだんと自分の好みを見つけていくのが結果最短ルートなのかもしれません!

皆さんも色々な種類のスティックを試してみてはいかがでしょうか?

 

 

ドラム教室体験レッスン受付中

「憧れのドラムを叩いてみたい」
「あの曲を演奏できるようになりたい」
「新しい趣味を見つけたい」など

音雫のレッスンでドラムを演奏する楽しさをぜひ体験してみてください!

 


各コース
サックス/トランペット/トロンボーン/フルート/ギター/ベース/ピアノ・キーボード/ドラム/カホン/ボイストレーニング/ウクレレ

 

姉妹店
music school音と樹-オトトキ-

開校場所 
【東京】 
池袋/大塚/新宿/高田馬場/四ツ谷/渋谷/代々木/北参道/五反田/ 上野/上野御徒町/秋葉原/御茶ノ水/水道橋/蒲田/下北沢/上北沢/ 梅ケ丘/経堂/明大前/高円寺/荻窪/西萩/都立大前/中野/江古田/三軒茶屋/駒沢大学/ 西太子堂/赤羽/北千住/小岩/葛西/西葛西/一之江/東村山/吉祥寺/ ひばりヶ丘/自由が丘/奥沢/立川/町田/八王子

【埼玉】
大宮/北浦和/南浦和/戸田公園/越谷/川越/所沢/新所沢

【神奈川】 
横浜/川崎/溝の口/戸塚/本厚木/登戸/宮前平/新丸子/あざみの/武蔵小杉

【千葉】 
千葉/船橋/柏/本八幡